7月14日
この日はエリザベートをマチソワする予定なので、観光は午前中にすこしだけするつもり。
まず、シナゴーク(ユダヤ教会)へと。
特徴的な2つの塔が目立つので簡単に見つけられるかと思いきや、やはり近くに来ると探しにくいものだ。
表通りから少しひっこんだところにあった。
見学しようと思ったが、この日はお祈りの日でだめだった!(ちゃんと調べようね)
外観をじっくり見学して、裏手にまわると中庭にナチに虐殺された40万人のユダヤ人を象徴するモニュメントがあった。
思わず黙祷してしまった(いいのだろうか、手を合わせて南無阿弥陀仏・・・って・汗。やっぱり日本人だよわたしって!)
デアーク広場からM3で国立博物館へ。
ここに、エリザベートが暗殺された時に着ていた服が展示されてるというので、それを是非とも見たかったのだ。
どうやら『チンギス・ハーン展』が催されてるらしく、入り口で聞かれる。そっちはノーサンキューと言うと、無料の入場チケットを渡された。
中は常設展示だけでも幾部屋もあって、なかなかお目当てのエリザベートの服が見つけられない。
漸く探し当ててカメラに収めると、係りのおばさんがすっ飛んできて『ダメ!!』『ごめんなさーい』と謝り、『この服を見るために来たの。』と言うと
『エリザベートの絵もあるわよ。いらっしゃい!』と、わざわざ案内してくれた。(いい人だ~!)
そして、何枚目かの絵の前でこのおば様の衝撃の告白が!!
『エリザベートの夫はフランツ・ヨーゼフだけど、恋人はアンドラーシ・ジュラだったのよ。』(うんうん、そうだってね~)
『二人は愛し合っていたの、赤ちゃんもいたのよ。』(ええっ~~~~!!!!!)
『ハンガリアン・ベィビーが生まれてるのよ!』
どっひゃ~!!マジですか!!
何回も聞き返したら、自信たっぷり・『そう』だって!
国立博物館の職員だもの、国家公務員だもの、観光客にうそ言わないよね~。
あ~、びっくりした。
衝撃の告白に半ばくらくらしながらオクトゴンの待ち合わせ場所に向かう。
って言うか、この日からブダペストは猛烈な暑さに見まわれる!とにかく暑い、乾燥してるからまだ良いもの、木陰を選びながら歩くようだ。
この日、ハンガリーミュージカル・ブログの『jaj,!cica・・・!』さんのランチ・オフ会に参加予定だったのだ。
オフ会でこの話をしたら、『この国には、本気でそう信じてる人と、それを否定する人、そんな事どうでもいい人の3種類がいる』という事でした。
観劇の感想は♪かたえくぼ♪のほうで・・・・
この日のオフ会のオマケで、ソワレが始まる前にバックステージツアーに参加させて貰ったのだが(これは通常ではここの劇場ではやってない事で、今回は特別だったそうだ。)
普段見る事のできない舞台裏など見る事ができ、貴重な体験だった。
出演者のマイク・リハも見る事ができた。
この日のマチネに出演のMateも私服でリハーサル・・・・って、時計を見たら開演30分前。
まだ化粧もしてないし、私服だし・・・『楽しんでってね~』と楽屋に入って行ったようだが、相変わらず30分前なんですね、入りは・・・汗。
公演は大盛況のうちに終わり、この日のキャストにとってラストだったと言うこともあって大いに盛り上がった。
終演後のステージ・ドアー前も凄い人だかり!!
キャストもファンの皆と写真を撮ったり、サインをしたり。
地元っぽい男の子のファンが、レプリーグ・ビスのエリザベート特集の本を持っていたので、『それ、どうしたの?』って聞いたら、
『インターネットで買った。』って!!びっくり!。
ドアから一人のおじいちゃまが出てきたので、どなたかのご家族だったのかな~って思ってたら、Mateのおじいちゃまだったそうだ。
日本から来てたMateファンの女性と写真におさまってた・・・爆
最後にMateに『日本で待ってるからね~』と言ってお別れして帰った。